2023.02.14

【観光DX×NFTスタンプラリー】スタンプラリー企画で新たな価値創造による周遊観光を実現

関西周遊NFTコレクション/MUIC Kansai

観光DX / NFTスタンプラリー

MUIC Kansaiは、一般社団法人関西イノベーションセンターが運営する観光産業をテーマとしたオープンイノベーションの創出拠点です。2025年大阪・関西万博を見据え、大企業とスタートアップ、自治体等が連携し、観光産業の課題解決とともに新たな事業創出を目指した活動を行っています。  本施策では、関西の駅20カ所を対象に各駅ごとにオリジナルデザインの限定NFTを配布し、関西を周遊しながら獲得を楽しんでいただきました。まだNFTを保有していない方も含め、より多くの方に広く触れていただくことで、NFTの普及・活用事例の創出に貢献することを目指し、開催しました。

概要

実証期間:2022年11月12日〜12月11日の30日間
配布場所:駅20カ所 (大阪府、兵庫県、京都府、奈良県、和歌山県)
配布数:1カ所(駅)につき100個限定
協力企業:以下4社(五十音順/敬称略)
●近畿日本鉄道株式会社
●南海電気鉄道株式会社
●阪急電鉄株式会社
●阪神電気鉄道株式会社

課題

・観光DXによる施策で、楽しくて新しい関西周遊を提供したい
・アーリーアダプター層以外の人も参加してNFTに触れてもらいたい
・この施策を通して分析を行い、次回の施策へ繋げたい

解決策

スタンプラリー企画で周遊観光を実現

1.対象駅に提示したポスター掲載のQRコードからNFTアプリを取得
2.アプリ内のイベントページからNFTスタンプを確認
3.その駅限定のNFTスタンプが獲得可能(アプリ内のMyNFTページにて保管)
4.ほかの対象駅へ移動して、NFTスタンプを獲得しコレクションを増やす

NFTスタンプの事例

本施策を終えて

①参加証明バッジ(POAP)がNFT化されていることにより、コレクション欲を刺激し、周遊を楽しんでもらえた

5駅以上の周遊をされた方は100名近く、  さらに、全20駅をコンプリートされた方は10名 (獲得数にあわせた限定NFTプレゼントの発行数から)

②女性や親子参加によるSNS投稿があり、アーリーアダプター層以外の参加も見られた

③分析レポートから結果を検証し、課題を抽出

今後の取り組み

イベント参加者へは今後、アプリのCRM機能を使用して、特典情報の提供や NFTのプレゼントが可能となるため、さらなる周遊のモチベーションアップの ために、第二弾以降も様々な施策を展開していきます。